ビールと細川ガラシャ
                                   2004年08月30日 月曜日
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 月最後の日曜日、サントリー京都ビール工場へ行きました。場所は京都府長岡京市。ここは細川ガラシャで有名な勝竜寺城があった場所です。
 朝、10時前に阪急長岡天神駅に集合。すでに6名が集まり工場のバスを待ってました。出発。JR長岡京駅で残り3名と合流。10分ほどでビール工場へ到着する。ここで残り1名と合流。合計10名でした。本日はサントリーのビールこだわり塾ということで全部で20名程度です。
阪急長岡天神駅
 原料の大麦、ホップ、水の話をきれいな若い案内の女性から聞いて、工場へ。原料は二条麦だそうです。噛んで味わったら六条麦よりもおいしかった。
 もうひとつはホップ。説明によれば厳選されたホップを低温輸送でドイツから輸入しているとのことでした。もうひとつは水。宣伝によれば京都西山水系の地下水を工場内で汲んで使用しているとのことです。天然水を使用しているとの宣伝文句。もうひとつ理解に苦しむ説明ですがまあ、細かいことは言わない。おいしければいいんだよ。

 工場へ行き、麦芽中のでんぷんが糖に変わったのを試飲する。なんか甘いだけでこれがビールになるのかとは信じられないくらい。この後ホップを加えて醗酵させるそうです。醗酵後のビールは若ビールといわれており、これを0℃で貯酒するのだ。その後ろ過して生ビールが完成する。この段階で試飲した結果は確かにビールだった。ちょっと濁ってはいるが確かにうまいビールだった。
 最後にできたビールの試飲。今までサントリーのビールはあまりおいしいとは思っていなかった。しかし、出来立てのビール、程よく冷えたビール、最適に注がれたビール、昼前で空腹、若い案内の女性についでもらうビール。サントリーのモルツがきめ細かい泡、すっきりした飲み心地だった。 
サントリー京都工場 ホップです。 仕込みの釜 ビール漬物 サントリーモルツ
 堪能して阪急長岡天神まで戻る。
昼食は駅近くの蕎麦屋で。さすがにビールはいいやと酒にする。
ざるそばの大と冷酒がおいしかった。しばし歓談して、ここでいったん解散。
次なる目的地へと向かう。
次は細川ガラシャです。この近くの勝竜寺城で細川忠興と結婚したそうだ。明智光秀の三女。キリシタンに改宗して、関が原の戦いの前に大阪の細川屋敷で自害した女性です。
蕎麦屋さん

 蕎麦屋からひたすら歩く。JRを越え、長岡京駅の横を通って歩いていると勝竜寺城公園に着いた。入り口には明智光秀の三女またの輿入れの城の標識がある。入場料無料はうれしい。中に入ると二階にちょっとした展示場があった。細川忠興とガラシャの資料が陳列されていた。公園内を歩いていると忠興公とガラシャの銅像がある。

『細川ガラシャ』細川ガラシャ夫人は、名前を玉といい、永禄6(1563)明智光秀の三女。
16
歳の時、天正6(1578)旧暦8(新暦9)、当時乙訓一帯を支配していた戦国大名で勝龍寺城主細川藤孝の長子忠興のもとに輿入れ。一時期(2年間)、勝龍寺城で過ごす。
天正10(1582)、「本能寺の変」が起こる。
藤孝・忠興父子は主人織田信長を倒した光秀の誘いを断り、たまを離縁し、丹後の山奥深くの味土野(弥栄町)という山里に約2年間幽閉。その後、幽閉を解かれて大坂城下玉造の細川家屋敷に住む。彼女は心の平安をキリスト教に求めて熱心に信仰し、ついには洗礼を受け、細川ガラシャ夫人と呼ばれるようになる。
豊臣秀吉の死後、石田三成は、徳川家康が上杉討伐に兵を起こした際に、これに従った細川忠興を始めとする大坂城下に屋敷を構える家康方の大名から、人質を取ることを企て、まず細川家屋敷に軍勢を差し向け、ガラシャ夫人に人質になるよう強要するが、彼女はこれを敢然と拒否し、屋敷に火をかけて最期を遂げました。

『勝竜寺城』

勝竜寺城は暦応2年(1339)に細川頼春が築城したといわれ、天正6年(1578)明智光秀の娘、玉(後のガラシャ夫人)が細川忠興に嫁いだ城で、後年の山崎の合戦では光秀がここに本陣を構えました。鉄砲の時代に対応した先駆的な築城技術を用いた城で、わが国の城郭史上でも貴重なものだそうです。

勝竜寺公園 忠興とガラシャ 勝竜寺公園

 しばし過ごしてから長岡京の駅に向かう。途中、神足神社がある。そういえばこの駅はちょっと前までは神足と言ってたことを思い出した。神足神社を向かう。こんもりした森の中なので期待していったがもうひとつだった。この辺は勝竜寺城の濠が巡らされていたみたい。
ちょっとだけいて、長岡京駅に向かう。

『神足神社』
神足神社は旧神足村の産土(うぶすな)神で、文徳天皇の頃(854年)に国の官社にあげられているそうです。神足神社には『桓武天皇の夢』として、以下の伝説が残っているそうです。
〜田村(旧神足村の昔の地名)の池に天から神が降り立ち、宮中を南から襲おうとした悪霊を防いでおられた夢を見られたという。天皇は目覚められ、田村にこの神をまつる社を建てさせ、太刀と絹を秘蔵させた〜 
以降この社は「神足神社」と呼ばれ、田村は「神足」と呼ばれるようになったそうです。
(市観光協会案内板より)
この神足神社のすぐそばに、勝龍寺城の「空堀」「土塁」跡が残っています。
その「空掘」「土塁」は、細川藤孝が1571年、勝龍寺城の大改修で造営したものと言われています。小畑川から水を引き込んでいたようです(案内板より)
神足神社東側(画像上右)は、発掘調査で土塁と空堀との比高が6メートルあったことと、
土塁下から6世紀後半の方墳である神足古墳が確認されたそうです。
(市教育委員会の土塁・空堀の案内板より)

今日はサントリーのビールと細川ガラシャで暑かったけど結構おもしろかった。帰宅した時点で約一万歩の行程でした。
秋には天王山登山とサントリーウイスキー工場の見学をやろうということになりました。
乞う、ご期待を!!

神足神社 案内板 JR長岡京駅
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