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| シミュレーションの主流が、第二次世界大戦である理由 | 架空戦記小説というものを書くと言いますと、 すべからくこの第二次世界大戦を指すと思われがちです。 無論、それ以外を扱った作品も多数あるわけですが、圧倒的にこの二次大戦を扱った作品が多いのは事実です。 では、何故にこの第二次世界大戦はもてはやされるのでしょう? 理由はいくつかあるでしょうが、一番説得力があるのは、 やはりそこに登場する兵器が、かっこいいという視点が、 多くのの読者にあるからではないでしょうか。 まあ、需要と供給のバランス、というわけで、 読者が望むから、作家も書かねばならんわけです。 ですが、そこに多くの苦悩が生じるわけなのです・・・ |
| だって、日本が弱いんだもの・・・ | まず、第二次世界大戦が舞台といっても、殆どの場合主役は日本です。 これは、日本人であっても日本軍であっても同意義、とにかく日本が強いとか勝つような世界を書けと要求されます。 もう何年も前に、あるイベントで絶叫したのですが、「当時の日本が戦争に勝てるはずないだろ!」 そうなのです。前口上でも述べたとおり、私は日本が勝てる可能性はゼロと信じております。 それを、強くするのですから、やはり並みの努力ではないのです。(私の作品、よく読むとまともに勝ってないですよ〜、日本軍確かに強いけど) とにかく、無い知恵絞って、あれこれやらねばならんのです。 ましてや、私なんぞは、小説家であるというプライドがあります。 つまり、小説を書きたいのであって、別にシミュレーションの作業が楽しいわけではございません。 読んでみて面白い物語でなければ、書く気がおきません。 橋本純のシミュレーション小説がひねくれているのは、こうした理由に基づいているのであります。 では、その辺のポリシーをもうちょっと掘り下げてみましょう。 |

Me262とMe162
ミュンヘンのドイツ博物館に展示されている機体です。
| ドラマ命 | |
| 私が、架空戦記を書く上で最初に掲げるのは、 面白いドラマを書く。ということです。 作家橋本純の意地であります。 最近は、少し淘汰されましたが、以前はひどいシミュレーションが氾濫しておりました。 いや、別に他の作家さんの批判をする気はありません。 ですが、小説である以上、ドラマというものは、絶対に欠いてはいけない要素です。 だからこそ、私は躍起になってストーリーを練ります。 無論、設定には注意をはらいますが、はっきり言って、多少の無理は、ねじ込んでおります。 でもよく考えてください。 小説ですよ、ありえないような状況書いて何がいけないのでしょう? フィクションの何たるかを論ずる前に、そもそも歴史が変わったという時点で、ありえない話なんだから、作者の意図で技術や情勢をどんなに変えても、全然問題なんてないんじゃないですか? 言っておきますが、たとえば資料的な面を見ても、我が家には戦争関係だけでも軽く千冊を越えるだけの資料があります。 一般的読者が把握している程度の知識は、当然持っているわけです。 専門的な面で、あれが変これが変、言うのは自由ですよ。 でもね、こっちは自分の動かしたいように組織も装備も、そして歴史も変えているのです。それなのに、現在の資料ではこうなっている。 なんていう指摘は、的外れでしょ? 繰り返しますが、こちらは、事実を踏まえた上で好きにやっているのであって、ここが違うあそこが違う、なんていうナンセンスな指摘は鼻で笑ってしまいます。別に無知で、やってるんでも何でもなく、逆にわかっているから変更せざる得ないんですもの。 逆に、それがきずかないということは、恐ろしく狭視野に研究をしている証拠ですね。 そんな些細なことで、目くじら立てるなら小説読まずに、自分で年表でも作ってなさい(^_^;) それより、作家にとって重要なのは、状況にそぐわない心理描写や、行動を書いてしまったという指摘を受けることなんですよ。 小説を書くという面では、まだまだ未完成に域にあると思っておりますので、こういう指摘こそが重要であり貴重なのです。 戦争は、突き詰めれば人の殺し合いですから、どんな武器使ってようと、野蛮な行為であります。 これを描写するのは、なかなかもって、大変なのであります。 作者が、何を思いそこを描写しているか、そんなこと考えてもらえれば、結構作家冥利に尽きるのですが、実際にはまだそこまでの文書なんぞ、書けたためしがございません。 ああ、何時になったら私は小説が上達するのでありましょう・・・ |

キューベルワーゲン
キャンベラの戦争資料館に展示されている車体です。
| それでも日本を勝たせない | |
| 自慢ではございませんが、わたしゃ今まで日本を太平洋戦争で勝たせたことがございません。 理由はいくつかあります。 嘘をつくにも限度があるとか、シミュレーションだけは一応真面目にやっておこうなんてなことを、以前は言っていましたが、 最近はきっぱりこう言う事にしました。 「だって、勝てっこ無いんだから勝たせないんだ!」 実に短絡的と笑って頂いて結構です。 でも、作家なんだから一個くらいポリシー貫かせてよ(^_^;) いつか、日本が大勝ちするような話を書くかもしれないけど、きっとそれは、シミュレーションではなくSFだと思うな。 (私の言いたいこと、ほんとうに判ってくれる人がどれ位いるのだろう・・・) まあ、ぐだぐだ言ってますが、面白い話を書くというスタンス。 これだけは決して崩しません。 え? 今までの作品は面白くなかったぞって? う〜ん、精進いたしますです、はい。 |
肝心の戦争関係の話が出てないですね、それは補筆した際に(^_^;)
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