健康シティ上越 2010計画 2002年1月26日 9:30〜12:00、上越市南厚生会館
健康シティ上越 2010計画とは、2000年から2010年度までの10年間に目標達成
する健康増進活動への取り組みで、6つの分野にわたっている。1.栄養・食品 2.身体
活動・運動 3.こころの健康 4.たばこと健康 5.歯と歯ぐきの健康 6.介護予防。
今回は2の、身体活動・運動ということで、市から上越歩く会に、参加要請があった。
講師に、筑波大学 先端学際領域研究センター・久野 譜也先生をお呼びして、「家庭でも
できる簡単貯筋術」と題した講演の後、実技指導が行われた。
先ず、ビデオをつかって、茨城県大洋村の取り組みを紹介した後、スライドを使って講演。
悲観的高齢化社会から建設的高齢化社会への転換が大事だという。寝たきり予防が大事
であり、寝たきりになる原因の35%は脳卒中。この予防には有酸素運動。15%は転倒に
よる骨折。転倒は、下半身筋力低下が原因。予防には筋力トレーニング。
高齢化で筋肉量が減る。ウォーキングは、一部の筋肉(先生は筋肉名をおっしゃったが、
覚え切れませんでした)しか使っていず、ほかの筋肉は休んでいる。ウォーキングでは筋力
低下は防げない。筋力トレーニングで、筋肉量を増やす努力が大切。
個人差があるので、メニューは、その人に合ったもの、家庭でできるメニューを作ると定着率
がよい。仲間を作ってやると長続きする。トレーニングの前に、ストレッチングを忘れないこと。
義務感を持たないことが大切で、今日は体調が悪いからここまで、明日はちょっと量を増やし
てと、1週間単位で考えるのがよい。
人間が歩くには、歩幅と、歩調がある。老化によって、歩幅は変わるが、歩調はあまり変
わらない。大腰筋が弱ると、歩幅が短くなり、速度が落ち、最後はすり足になる。それは、
大腰筋の筋力が弱ってきて、長く足を持ち上げていられなくなり、すぐ足をつくからである。
生活の中の運動から、足りない部分を運動で補って長続きさせる。
簡単だけど、メモから起こした先生の話は大体このようであります。続いて実技指導に
はいる。
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チューブを使ってのトレーニング指導をする 久野先生。 |
| チューブを使った トレーニングの指導を受ける 受講者。 女性が圧倒的に多かった。 |
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筑波大学 先端学際領域研究センター・久野 譜也先生の講演「家庭でもできる簡単貯筋術」
の資料より転載。(各自ダウンロードして、利用できますが、転載はしないでください)

ストレッチングは、無理な力や反動をつけずに行います。ストレッチングは、痛みのない範囲内
でゆっくりと伸ばしていき、筋や腱がほど良く緊張を感じるところで10〜15秒程度保持します。
ストレッチングをやっているとき、息を止めずに自然に呼吸することも大切です。ストレッチング
は運動の前だけでなく、運動後の整理運動としても行います。

図の上段は、自分の体重を負荷として利用する運動(らくらく筋トレ)です。体重を負荷とする
ため、他の方法の筋力トレーニングに比較すると安全であることが最大の特徴です。
図の下段は、チューブを用いた運動(チューブ筋トレ)です。この運動は、チューブを引くにつれ
負荷が大きくなるというゴムの負荷特性を利用するものです。
筋力トレーニング時の注意点
運動はゆっくり行うことが原則です。反動を利用したり、他の筋群をはたらかせないように注意
します。呼吸を止めずに、力を入れるときに息を吐くことが重要です。
高齢者の場合、呼吸を止めるて負荷をかけると、血圧が上昇しやすくなるので、特に注意する
必要があります。正しい呼吸法は、図2のしゃがみこみ運動の場合、しゃがみこむときに息を吐い
て、立ち上がるときに息を吸うようにします。
筋力トレーニングを開始して3ヶ月過ぎると、一般的にトレーニング効果が小さくなります。そこで
安全に効果的に負荷をかけるため第2段階としてチュ−ブを用いた筋力トレーニングを導入します。
お聴きの曲(MIDIファイル)はヤマハ(株)から提供されたものです。
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