高田の町屋 旧金津桶屋 上越市 高田 仲町4丁目6−7 2004年7月17日

    金津家から上越市に寄贈された、旧金津桶屋の公開が行われた。金津桶屋のある仲町
   4丁目は、昭和初期に改名されるまで、桶屋町。現在も営業中の桶屋さんがある。隣町が
   大工町。職人が集まっていた街である。金津桶屋は、19世紀中頃(江戸時代後期)の建物
   と推定される。

   上の写真左は、金津桶屋の雁木、二階部分がある雁木を造り込み式雁木といわれる。造り込み式雁木の
  二階部分は普通は表二階といわれる部屋になっているのだが、金津桶屋は屋根裏になっている。これは
  造り込み式雁木の中でも古い形態だと言われる。雁木の二階部分の表は現在ベニヤが張ってあるが、元は
  下見板が張ってあったと思われる。

   上の写真右は、ミセといわれる作業場である。桶屋の作業工具、桶などが残されていた。写真右側の桶は、
  農家出身の私の記憶では、下肥を運搬するのに使われた。


  写真上、町屋には、表から裏まで通り庭が
 あるが、通り庭の壁際に、台が置かれたコミセ
 があり、風呂桶などが置かれていた。

  写真右 チャノマの前の通り庭に置かれて
 いる竈である。
 


  チャノマは天井がなく、吹き抜けになって
 いる。


  チャノマの上の梁組

    チャノマは吹き抜けになっているので
   梁組がそのまま見える。

 


   吹き抜けになっているチャノマの上には
  明かり取りの窓、煙出しがある。チャノマ
  は、ミセとザシキに挟まれているため
  明かり取りが必要になる。煙出しは、
  囲炉裏や、竈の煙を外へ出すためのもの
  である。



  写真上 二階から見たチャノマの梁組
  写真右 裏にはザシキに面して庭がある。商家の庭と
       違って、職人の庭は、木が植えてある程度
       だったようだ。


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