2002/10/19〜20
オガサカ講習会
プラスノ イン柵原
10/19〜20に、オガサカスキー主催のスキー講習会岡山で行われ、それに参加しました!
今回の参加者は山崎元義さん、中島さとしさん、嶺村せいかさん、桶田さんでした。
去年もこの講習会に参加したのですが、その時目にした竹田せいごさんの滑りに衝撃を受けたのを思い出します。
ことしは竹田せいごさんは都合のため、参加されませんでした。
去年の講習会から、ずっと感じてきたことなんですが、この講習会・・・というより、彼らが取り入れているテクニックと言うのは“加速系”の動きが基本になっています。
滑走性がよいとかではなくて、どんな状況でも最速かつ最高のテクニックを求めているような気がします。
TOKさんが日ごろ口にしているLET感覚とか、落下運動によって雪面抵抗を求めて外力と一体化する動きにプラスして、自ら雪面に有効に働きかけることによって「DO」の動きと「LET」の動きが融合し、さらに難易度の高いテクニックが完成するのではないか??
と、勝手に解釈しています・・・・。
それでは、私が勝手に理解(解釈)したそのテクニックのベースを整理したいと思います。
そのまえに、ゲストの滑りを・・・
| 中島さん | せいかちゃん | 桶田さん |
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| 雪サブ | ながさん | くまさん | いっしー | しんさん |
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《カーブ&スキッド 〜 カーブ&グラインドへ》
1. ポジショニング
このテクニックの基本になるのがポジショニングです。
常にスキーの軌道と重心の軌道が理想のラインをたどるように、そしてショート化したスキーの理想の位置へ働きかけていくためにポジショニングの改善が大前提になります。
ショート化したスキーのサイドカーブの最も幅の狭い位置(センターポジション)は、以前のスキーよりもつま先よりに位置してきています。
大体、ブーツの第2バックルの下あたりがその位置となります。
なぜセンターポジションが前よりになったか?といえば、ショート化により、テールの長さが短くなりすぎたためです。
これに対応するために、センターが前へよってきたわけです。
スキーへのポジションを考えるとき、このセンターポジションをキープすることが重要なので、それを実現するためにポジショニングの改善がまず第一となります。
これがまず土台となる部分で、絶対条件です。
具体的なポジショニングですが、両足で立って垂直にジャンプします。
このとき着地したポジションというのが従来型のポジションになります。
背筋がうの字に曲がり、懐を深くしたポジションです。
そして、これからジャンプしようとして力を加えたポジション・・・・これがショートカービングスキーに対応したセンターポジションということになります。
背筋を伸ばし、胸を張り、これから動こうとする位置にい続けることが重要なポイントになってくるのです。
また、足首を緊張させる意識も一層大切になります。
〜以上、元義氏講義より、雪サブ的解釈〜
去年は全くできなかったのですが、今年は意識していれば出来ないことはない・・・というくらいになっています。
インラインではかなり改善されたのですが、ブーツを履くとやっぱ懐深くなるんですよね〜。
この点についてはおいおい映像を交えて見ていきたいと思います。
興味ぶかいと思ったのは、例えば野球で言えば分かりやすいと思うのですが、イチローや松井の姿勢と言うのを思い出してみてください。
バッティングフォームや走塁のとき、胸を張って背筋を伸ばした姿勢が印象的だと思います。
この姿勢というのが、重心位置を一歩前に移動させようとする、非常に次の動きへと繋げやすい構えになると言うのです。
日ごろの生活の中で少しづつ気を配ることによって、修正できると言うことです。
ちなみに雪サブのポジションを去年と比較すると・・・
やや改善・・・といったところでしょうか?
2001.11 2002.10
2. ターン運動の考え方 〜 最速のスキーとは
さて、最近話題となっているカーブ&グラインドのテクニックですが、これを生み出すきっかけとなったのが技術選で勝つことができるテクニックかつ最速のスキーをめざしたことにあると言うことでした。
ポールの中では、丸くて滑らかなターン弧を描くことに重きをおくより、よりフォールラインに絡んだ中でのターン運動、あるいは方向付けを考え、ターンの早い段階から鋭角的に方向付けをし、後半を直線的に取っていくというラインどりが理想になるそうです。
(←丸くラインを繋げるのではなくて、ポールの真横付近でくの字でターンを終了させていきます。)
そして、早い段階でターン運動を終わらせる、大げさに言えばターン前半の加速系の動きの中でターン運動を終わらせ、中盤から後半にかけては減速要素を極力避ける形を取りたいようです。
この動きが結果として直線距離を長く取れることになります。
そのためにはこの部分(方向付け)で角付けをしっかり取り、板をしならせることができなければなりません。
その動きを実現するためにグラインドテクニックを使います。
グラインドとは、雪面を削り取っていく動きになるみたいです。(前半部分でこれができれば、ターンで加速できる)
この動きによって板をしならせ、方向付けをし、開放することで板の走りを出していきます。
(う〜ん、かいているうちに訳分からんなってきた・・・)
ま、ズレないターン=カービングターン=最速というばかりではないということだけは確かです。
ズレてしまうのではなく、わざとずらす、正確に言うと雪面をしっかりえぐって幅のあるターンをしていくことで板をしならせる動きが大切です。
このグラインドの動きをターン前半からフォールラインにかけての部分に取り入れ、板をしっかりたわませて、それによって方向付けをする。
そこから板を走らせるためにエッジを外していきます。
この部分から切り替えにかけてで、急激な圧変化を生じないような動きを心がけます。
従来のように体を中心にスキーが一気に移動していくような動きから、より洗練させ、スキーと体が一体的に移動していくクロッシングの動きによって切り替えていきます。
また、ターン前半を出していくために上下動は最小限に抑えておきたいものです。
特に重心位置が上下してしまう動きはまずいです。←自分に言い聞かせたい・・・
う〜ん、このくらいかな??
3. ターンのきっかけとなる運動を理解する
ターンのきっかけを作る運動と言うのは、従来は進行方向に対してスキーを振り出していき、迎え角を生じさせることによって板の前後差をつかってターン運動を生じさせていくものだったと自分なりには理解しています。
ところがカービングスキーによって、この迎え角を生じさせていく動きが非常にシンプルになってきているようです。
自分なりの感覚でも、昔は自分の体の前(正確には斜め前)にスキーを押しずらしていって、そこからたーんをし始動していた記憶があります。
ところが最近、そんな感覚はほとんど皆無です。(特に大回り系)
ターン始動期に角付けを生じさせるだけで曲がってきている(迎え角が生じている)と思います。
つまり、ターン始動は最小限の角付けをいかに早く作ってポジショニングしていくか?という運動になりつつあるというわけです。
この、最小限の角付けを早い段階から生じさせていくために用いる動作が”先行動作”と呼ばれるものになるのです。
つまり、ターン前半に生じる内向動作であり、ローテーションテクニックです。
このテクニックを用いるために、 ターン後半〜切り替え〜前半 にかけて 外向 ⇒ 内向 という動きを用いるようになってきています。
つまり、切り替え部分で正対してしまうと、そこからもう一回振り込んでいかなくてはなりません。
より状態がフォールラインを意識できることによって、ターン後半の外向の状態から切り替え直後に内向・ローテーションの位置へ素早くポジションを導けるのです。
せいか
ちゃん雪サブ 動きを比べてみると一目瞭然です。
1コマ目に既に胸の方向が正対してしまっている私に対して、敵は完全にフォールラインに絡んできています。
これによって最小限の動きで3コマ目のポジションに入っていけるのです。
また、シンプルな動きゆえに重心の軌跡が安定しており、早い捉えを実現できている気がします。
私の場合、体軸が内側へ入っていく動きが出ているため、切り替えに必要なスペースが広くなってきているようです。
この辺の動きは、イメージできつつあるのでいつか?出来るようになりたいものです・・・。
現在のところ、私の最大の弱点が切り替えの運動がとってもヘタクソであると言うところにあるということは、今回の講習ではっきり自覚できました。
4. ターン前半(加速系)
ターンのきっかけを作ったのち、フォールラインまでの動きをピックアップ。
え〜、このターン前半の運動をどのように作っていくか?という部分がとっても大事です。
特にエキスパートスキーヤーと一般スキーヤーの差が大きく出てくる部分だと思います。
技術選で上位に入るような人は、切り替え後に体の後ろからスキーが回りこんでくるようななんともいえない滑りをしています。
間違っても私には出来そうもないのですが、この部分をいかに作っていくか?という部分だと思います。
講義によれば、この部分雪面を削り取っていくことによって加速系の動きを実現するのだそうです。
ちょっと連写で見てみましょう。
@ A B C
この滑りは中回り〜小回り程度の回転弧です。
はっきりと動きが見て取れるのはB〜Cの部分ですね。
大体、2時〜3時の部分しょうか?この部分でグラインドの動きを取り入れています。
そんなに大げさで、急激な運動ではないような感じです。
Aまでは確実に角付けによるたわみを発生させ、そこからB〜Cにかけて方向付けをするといった感じです。
Bの部分ではまだ板の方向は加速系(開き出し)の範囲ですので、滑走性・・というより加速性のあるターン運動です。
ポイントとしては、切り替えの動きを極力シンプルにしていき、確実に@のポジションを通ることでしょう。
この部分で重みが乗っていないと、とらえが遅れてしまい、ブレーキング要素のある動きになってしまいそうです。
5. ターン中盤(等速系)
このターン中盤が方向付けを決定する部分となります。
前半部分からのグラインドの動きをこのターン中盤部分にかけて調整し、板のたわみを調整することによって回転弧を決定するのです??←とても出来そうにない・・・。
ちょっと中島さんの滑りの続きを見てみます。
C D E F
Cがフォールラインです。
ここからDにはいってくると、板のたわみが大きく出てきていることが分かります。
これにあわせて角付けを外して切り替えに向かっての運動を開始しています。
6. ターン後半(減速系)
さて、このターン後半部分での動きですが、簡単にいってしまえば「踏ん張らない」と言うことだと思います。
前半から中盤にかけてのグラインドの動き・・・つまりズレが生じているわけですから、この部分で重心のターン内側へ、スキーが外側へ向かうような運動で行ってしまうと、後半部分は腰が外れてしまって簡単に角を外せないポジションになってしまいます。
スキーが雪を削り取ってズレていく分だけ、重心位置もターン外側へ平行移動あるいはやや沈み込んでいかなくてはなりません。
そうすることによって、スキーへ効果的に力が加えることができるポジションをキープできるのです。
こういった運動で中盤までの動きを終了させた形がCになります。
TOK流に言うと、ここから”引くターン”の動きになっていることに注目してください。
たわみ〜もどしによって走りが生まれてくるイメージが沸きますでしょうか??
7. フォールラインを意識すると外向傾が現れる??
そのココロは??
はい、ターン前半ののためのポジションを素早く作っていくためです。
今回、最も印象的だったのがこの部分。
トップ選手の滑りを見ていると、み〜んなターン外向している。
中島さん せいかちゃん 桶田さん
ほれ、このとおり。
自然に滑ればどう考えても正対してしまいそうだから(自分の場合)、この人々が意識してこのポジションをとっていると考えます。
それはズバリターン前半のポジショニングを意識してのことだと思う。
後半から切り替え、前半の捉えの部分にかけて、上半身がほとんど方向を変えていないのです。
ほれ。
さいしょのターンのきっかけのところでも書いたんだけど、スキーに対して上下軸を内側へ回転させるように力を加えることによって最小限の角付けを発生させるといいました。
ターン後半、正対してしまうと、この上下軸の回転をリセットした状態からもう一回まわしこんでいく必要があります。
んが、しかし、後半を外向気味に終了させることで、前半の内向ポジション(正確には上下軸を回転させて行くことによって角付け角を発生させるポジション)にダイレクトに入っていけるのです。
つまり、ワンモーション早い段階で雪面のとらえ〜ターン始動を導けると言うわけです。
まあ、ちょっと意識の片隅にでもあれば、なんかの役に立つかもしれません。
切り替えの動きが大きくて無駄の多い私にとっては、一つのポイントになるかも??
8. ターンコントロールはグラインドの量で?
さてさて、技術選で勝てる技術と言うことで、まず断っておきたいのですが。。
このカーブアンドグラインドの技術を使って滑る場合、ターン弧の大きさは板のたわみによって調整します。
ですから、たわみによって調整できない場合は諦めましょう・・・と言うのが一つあります。
例えばR21の板を履いている場合、どんなにがんばって板をたわましてもR10とか9にはならないでしょう?
と言うことで、この技術で滑りたければ、目的にあった板を選択する必要があります。
その板の持っている性能の範囲で使用可能なテクニックなのです。
ですから、板を1本しか持っていないような場合、とくにオオマワリ用の板だけとかいった場合、小回りはどうしてもスキーッディングを活用した滑りになるでしょう。
私の理解が正しければ、多数の板を選択できない一般スキーヤーは、この技術だけでは対応できないということだと思います。
この辺ははっきりと割り切ってしまってもいいと思います。
まずは自分の板の性能を理解した上で、どの程度の回転弧でどういった動きができるのか?という点にも注意したいものです。
今回の滑りの考察
ANS⇒ 課題;切り替えの動きを洗練させるえ〜、夏場からインライン、プラスノとオフトレをしてきました。
今回の講習で教えてもらったこと、そしてそれを自分がやろうとしたことで結果として悪い方向に向かってしまった動作というものがあると感じています。
ずばり「グラインド」の動きです。
インラインでの動き、特にフォールラインから切り替え、始動期にかけてですが、自分なりに非常に良い動きだったと思います。
シンプルかつ自分なりには理にかなっていて、力みも感じられませんでした。
でも、今回のプラスノでは決定的にまずい動きが現れてきています。
それがグラインドしようとする意識の部分、あるいは動きの荒さです。
捉えから、グラインドしようとする意識が出すぎてしまって、全体的なターンの流れを阻害しています。
特に切り替えの動きはムダだらけです。
この点をはっきり認識できたことで、次回からは動きの修正ができると思います。
では、具体的にはどういう点がマズイのか?
コマ送りで見ていきたいと思います。ポイント左外足。
不得意な方です。
意識的には、グラインドしていくと腰が外れる恐れがあるので雪面を削り取っていくと言うグラインドの動きよりも、乗り込んでいくあるいは力を均衡させて外れないようにする意識が強いです。右外足。
自分なりには得意な方。
とにかく強い足なので、グラインド意識が強いです。
右外足 左外足 コメント 前半の体軸の作り方は悪くないと思います。
ただし、難をいうなれば切り替えでの抜重がたたって、全体的に圧が抜けている印象があります。
今のところ、それを最大の修正点にしています。ここまではそんなに悪くない。 特に右外足で、状態での先行動作があおり気味に出始めています。
左外足は倒れすぎ。ここで右外足(左ターン)での上体のひねり(あおり)が出ています。
もっと正対に保つあるいはやや外向気味でいいと思います。右足はグラインドの動きを意識しています。
左足は乗り込んで、均衡させていくむ意識です。左足は腰の下に板を保っているのに対して、右足は板が離れすぎていて、重みが乗っていません。
板のたわみ方が全然違います。ここからの動きがポイントになります。
イメージとしては、この部分から切り替えに向けて重心を落とし込み始めたいです。
しかし、スキーはターンの外側へ、重心は山側へ残ってきています。
この点が切り替えへの流れを止める原因だと思います。上のコマで重心を谷スキーの上へ近づける感じで落とし始めていれば、もっと滑らかに動けたはずです。 ここで、一気に上下動を伴ってポジションをリセットしています。
グラインドを意識するあまり、スキーが重心から離れすぎて上手く切り替えに繋げられなかった・・・。
また、上体が完全に正対してしまっています。
これは、前半部分で状上体のひねりが大きく出すぎたことが影響していると思います。全体として、左外足のときのほうがいい流れになっています。
映像を見ても、右外足のときに大きく上下動が出ています。
グラインドの動きを意識しすぎたため、結果として流れが悪くなったわけです。
と言うことで、まずはスキーを体の下で操作することを意識の中で徹底させていきたいと思います。
これによって切り替えの動きを洗練させていきます。
山回り〜ニュートラルにかけて、外スキーへ重心を近づけていく感じで上下動を極力抑えたいと思います。
この点では、ゴールデンウィークに志賀でゲットした感覚があるので、もう一度あのイメージを膨らませてもう少しシンプルな滑りをめざします。
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