19話「リオンネッターの悪夢」トップに戻る
いつも通りの気分で見ていたため、今回の展開には驚かされました。
ゲインに葬られてしまう運行部長カシマル。ゲインの悪夢で現れたガエラの生首。そしてゲインの友人エリアルの死。
こうもはっきりと死を描くとは少し意外でした。いや、むしろそれを意外と感じるのも最近のキンゲのギャグ風なノリに、 キンゲとはこういう作品なんだと自分で勝手に枠組みを作っていた所為なのかもしれません。ギャグノリが強まったのはここ数話だと言うのに。やられました。しかし今回の内容は決してキングゲイナーにふさわしくない物語ではありません。生きるということ。それがこの話からも強く伝わってきましたから。
○印象に残ったセリフ
・『エクソダスは終わっちゃいない』
オーバースキルの影響で幻覚を見る二人。ゲインはガエラの残酷な死を、エリアルはかつてのエクソダスの失敗を。
ピープル達に容赦なく銃弾をあびせるゴレームの群れの映像にエクソダスの厳しさを改めて感じました。
・『そんなお前に憧れていたんだ!!』
ゲインはかつて、エリアルのたくましさに憧れ、自分もそうなりたいと思った。それは現在のゲインとゲイナーにも受け継がれるものです。
・『サザンクロスの十字はお前にはもったいなさすぎる……』
カシマルを葬り去ったゲインの速射。エリアルの死に涙するゲインの銃弾は重く感じました。
20話「カテズで勝てず」
前半のエピソードのほほえましさと後半の戦闘の激しさ。そしてシンシアが知ってしまった戦いの果ての真実。 前半と後半の対比があればこそ、最後のシーンに深く感じ入ってしまいますね。
シンシアにとっては最初も後も変わりなくゲームをしている気分でした。 しかしゲイナーにとってはそんな風には考えられなかった。彼はゲームと現実の切り分けがちゃんとできているから。
ただ、シンシアとの戦いで、自分もまた戦いの中で己を見失ってしまう事を自覚したように見えました。 戦いにどこか為れていたゲイナーは、オーバーマンの戦いがもたらすものを身を持って感じたのかもしれません。 シンシアもまたそれに気づいたのですが、ゲイナーのように頼ったり愚痴を言える人がいない分、自分の心につぶされてしまわないか 心配です。 彼女を救えるのはたぶん、ゲイナーとサラだけでしょうね。 どうしてシンシアがあのように育ってしまったのか、キッズムントがそれに答えてくれそうです。
それにしても終盤に向けて物語が動き出したようですね。以前のようなギャグ話はもう無いのかなと思うと少しだけさびしかったり。
○印象に残ったセリフ
・『かわいいかわいい、二人とも』
3人で撮った写真を見てのサラの一言。この時はまさかシンシアとゲイナーが戦う事になるとは夢にも思わなかったでしょう
・『なんであんなに子供なの?』
同じくサラのセリフ。どちらもシンシアに言ったセリフなのですが、並べて見ると、なんとなく悲しくなってしまいますね
21話「オーバーマンの闇」
いや、熱かったですよ今回の話。
なんというか吸引力の非常にすぐれた話だったと思います。画面に釘つけにされてしまいました。 キンゲの味はギャグのノリでも、作画のよさでもなく、画面から目を離せないこの強い力にあると思いますね。
それにしてもキッズムント悪ですね。シンシアはゲームのおかげでああいう性格になったわけじゃあなくて 最初からゲームと現実の戦いの区別をつけられずに育てられたのですね…… シンシアも人の死というのはわかっているのだけど、戦いと死を現実に結びつけて考えられないのでしょう。 アナ姫がゲイナーを気遣うシーンもよかったです。
○印象に残ったセリフ
・『僕にはエクソダスがすべてとは思えなくなっている』
ゲイナーはエクソダスとは違う別の生き方を模索しているようです。しらずしらずのうちに大人になってきてるんですね。
・『それともお嫁に来てくれますか!』
今回は真面目に姉さんをくどいてみましたが、そういう状況ではありませんよケジナン(涙)
22話「アガトの結晶」
アスハムご乱心! この一言につきます。最初はあまりに豹変ぶりに違和感を感じましたが、彼の必死にな姿を見ていると そんな些細な事は忘れてしまいます。 オーバーデビルに受け入れられず、それでもあきらめずキッズムントに挑み、しかし強烈なパワーで粉砕され失敗する。 こっけいでありながら、心をふるわさせるシーンです。声優とキャラクターの心がみごとなまでに結びついていたと思います。 たぶんもう一度あのせつなさ爆発の叫び声をやれといわれても無理なんじゃあないかな、子安さん(^^; 畳み掛けるようなオーバーマン同士の戦いの演出は、ドミネータ初登場の回を思い起こさせました。ああいう動きは単純に楽しめますね。 正直、いつ最終回になってもおかしくないような展開。今後どんな風に転がるのかますます目がはなせなくなりました。
○印象に残ったセリフ
・『うはゃあああああああああああああ』
ほとんど聞き取る事不能のアスハムの叫び声。∀の御大将にも実はこういう弱さを匂わせて欲しかっただけに、感情移入爆発です。
・『何をつれてきたんだゲイン!』
ブラックドミをおびき寄せてしまったゲインに、つっこみを入れられるほどになってきました。以前はゲイナーの役でしたよね、こういうの。
23話「復活のオーバーデビル」
前半はオーバーデビルとの緊張感を持続させ、後半はキングゲイナーらしく和ませてくれました。
マルチナおばあさん、おっとりとした老婆と思いきや、キッズ以上に怪しそうです。 最初はオーバーデビルをとめようとして凍らされたと思ってましたが、彼女もその力を得ようとして失敗したのでは と感じました。
「私のようになれば良い」それはオーバーデビルに魅せられてしまった者ゆえのセリフでしょうか。
アスハムはあいかわらず壊れてますが(汗)前回のような鬼気迫る雰囲気はあんまり感じなかったですね。 続きものだけに少々違和感を感じさせます。キッズとのやりとりもそうだし。
そこを除けば今回も満足でした。どんな決着をつけてくれるのか、残すところ後3回です。
○印象に残ったセリフ
・『これが暖かさだったんだね』
アナ姫から渡されたスープを手に、一言。このセリフは一気に画面の雰囲気を柔らかくしてくれました。 このセリフは本心だったと信じたいです。
・『簀巻ってヤーパンの寿司!?』
やっぱりヤーパン文化はねじ曲がって伝えられてますね(汗)どうでもいいけどケジナンめっちゃハスキーボイス^
24話「オーバーマックス」
ゲームと現実の戦いの同時進行!今までに無いおもしろい試みですね。 少しわかりづらくもありましたが、勢いで見せてくれました。さすが富野コンテ。
オーバーデビルは強い力を欲しているようです。
マルチナ曰く、オーバーデビルは人の想像したもの。それは抱えきれない強い力を欲したあげく、 自滅していく人間のおろかさを象徴しているように見えます。 ゲイナーはそうではなく、強い精神力を身に付ける事で、力を扱う者のあるべき姿を写しているようにも見えました。 力におぼれていく者と、力を克服していく者。このあたりに物語の終着点があるのではと思います。
そういえばブリュンヒルデの回で、アスハムが人間の心を再現するのはやっかいだから、ブリュンヒルデといえども人間を取り込む、 みたいな事を言ってました。もしかするとオーバーデビルもその力を誰かに制御してもらいたいのでしょうか。
○印象に残ったセリフ
・『ゲイナーから絶交させられたらなぐさめてくれますか?』
たとえシンシアを殺してでもオーバーデビルを止める。ゲインの決意の感じさせるシーンです。 と、いいつつ、頭の中ではアナ姫の身の安全を心配する私(−−;
・『46階級特進!』
エンゲ、ケジナン、ジャボリ、あんたらいったいどのくらいの階級なんだ?^
25話「氷の中で」
うーん大当たり。おもしろかったです。正直今までで一番おもしろかったかも。
いきなりのゲイナー豹変には驚きました。 オーバーデビルに操られての5賢人やアナ姫、そしてサラへの暴言はある意味本心なわけでもあるんですよね。 もちろんちょっとした不満を大げさに増幅しているのはオーバーデビルなのでしょうけど。
感情のぶつけ合いは富野監督の真骨頂ですが、いままであまりやってこなかった分、あのセリフはインパクトがありました。 デビル忍法VS女教師忍法、カリン登場、アスハムとゲインの確執と、見所ばかりの今回、 否が応でも最終回に期待がもてます。いったいどんな最後を見せてくれるのでしょうか。 ゲイナー、シンシア、サラはどうなるのか。そして意味ありげなタイトル、ゲインオーバーの意味は。 はたしてヤーパンにつけるのか、あと1回、次回最終回です!
○印象に残ったセリフ
・『うるさいんだよ! 子供のくせに』
アナ姫の子供らしからぬ演説の後にコレです。あんまりだゲイナー(涙)
・『氷になっちゃう』
アデットがデビルガウリを救ったようにはいきませんでした。サラのキスには何が足りなかったのか、どちらにしても凍ったゲイナーの心はまだ溶けないようです。
26話「ゲイン・オーバー」
うまい感想の書き方が思いつきません。 これがキングゲイナーだ、といわんばかりの最終回でした。 内から何かが出てくるような、強力なパワーの持った作品。 不満があるとすれば来週からキングゲイナーが無いという事ぐらい。 もっともっと見せてくれるんじゃないか、そう思わせてくれる。それがキングゲイナーでした。 万歳!もう本当に楽しかった!!
↑放送直後に書いた感想です。さすがにオーバーヒートしてる時だっただけに熱いですね(ひとごとのよーに^)
2、3日経ってようやく落ち着きましたが、それでも興奮が冷めないのも確かです。 正直、始まった2,3分は1話と同じく、詰め込みすぎ頭痛が起きたのです。ああ、まずいなぁ、と不安になったのですが 物語が進むにつれて、そんなのはどこかに行ってしまい、ただひたすら高揚が体を駆け抜けました。 心臓の鼓動が大きくなり、自ら握りこぶしをつくり、キングゲイナーオーバーがかかった所で「うぉー」と叫んでしまいました(汗) なんなんでしょうね。今でもうまい感想を思いつきません。それはキングゲイナー全般にも言えた事ですが(毎回下手な感想ですいませんでした;)
最終回はとくにです。何度でも見てみたい。何度でも自分を高みにあげてくれる。そうですね、今書きながら思いつきましたけど これはオープニングそのものなのだと気づきました。あの無理やり元気にしてくれる曲、それが物語を包んでいた空気だったんですね。
キングゲイナーの最終回は∀で感じた「ああ、終わってしまったんだな」という気分とは違い、 どこまでも続くような、力強いものでした。だから土曜日にはまたキングゲイナーが始まるのではないか と、錯覚すら覚えます。その時、ちょっとだけ寂しさを感じるんですけど、 でも彼らの旅は今も続いてるんですよね。そう思うと、気分がいいんです。 本当に良いものを見せてもらいました。うん、なんだかとても最高です!
○印象に残ったセリフ
・『俺に借りを返すんじゃあなかったのか?』
プラネッタのオーバースキルにより今までの事を思い出していくゲイナー達。
ゲインとゲイナーの戦いのシーンに1話の牢屋のシーンがかぶさった時、思わず涙がでてしまいました。グッときます。
・『落ちてるー!!』
ゲイナーが元に戻り、急滑空しながらオーバーデビルから開放されたキングゲイナーに飛び乗ろうとする。
名曲キングゲイナーオーバーがかかりこれ以上に無い盛り上がりなのですが、ゲイナーは思いっきり飛距離を外して
キングゲイナーの前をスルー(笑)こんな所でそんなシーンを入れるとは、思いっきりツボに来ました。
・『キーング、キーング、キングゲイナー!』
最後はアナ姫さまのモンキーダンスで締め。まさか劇中でやるとは思いませんでした。この曲は旅を続ける彼らにぴったりの曲です。
この曲にのりながらヤッサバと少女、そしてザッキの姿が。本当にありがとう、最高の最終回でした。
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