1話「ゲインとゲイナー」
・あ、あれ?
先行放送を見たとき、最初に思ったのがそれでした。今でこそキングゲイナーおもしろいと公言してますが、最初は結構不安だったのですよ(汗)
つまらないわけじゃあなく、むしろ次回が楽しみなぐらいなのに、頭に妙な頭痛が走ってしまって、話に集中できない。
結局の所、よく言われている1話の情報量の多さに脳みそがパンクしてしまったようで、
なんとも釈然としない気分になってしまいました。設定などの下調べは入念にしたのに(涙)
ですが、本放送の時はそんな事はなかったです。そのテンポのよさに、すっかり魅了されてました。もっともオープニングの衝撃に脳みそをやられてしまったのかもしれませんけど(汗)
1話のみで考えると、この詰め込み具合はマイナスだと思います。ただその後の展開を考えると1話はこうでなければならないと思えてしまうんですよね。
見所はゲイナーがゲインにあこがれる描写。ゲインが牢屋の門番を素手で殴り倒した時、きらきらと星が輝くんです。ゲイナーの目線がゲインをどうとらえているか、ひと目でわかる演出ですね。
○印象に残ったセリフ
・『ときめくお名前です』
いきなりベタですけど(汗)このセリフそうそう出るものじゃあありません。
単純かつ、威力のあるセリフ。リュボフじゃあなくてもクラクラきてしまいます。
これを言う時のゲインもかっこいいんだよな。
・『大人だからやれんだろ!』
「大人のやる事か!」富野監督のお決まりセリフに真っ向から立ち向かったアデットのセリフ^
2話「借りは返す」
・この2話まで長かったですね。1話は1ヶ月前の先行放送で見ていたので、なおさら長く感じました。
この時、まだキングゲイナーへの不安は完全に解けてなかったので、 かなり身構えて見ました^
しかしそんな身構えがアホらしく思える展開。ヤッサバ隊長のパワフルさ、ゲインに詰め寄るゲイナーの真剣だからこそ笑える展開。1話でわかりづらかった部分も2話でかなりわかりました。そこでなるほどそういう展開なんだと、納得できたのが大きかったのかも。不安は今後の大きな期待に変わりました。タイトル通り、「借りを返された」気分です^
○印象に残ったセリフ
・『メッ!!』
どうしてもベタなセリフになってしまうのですが(汗)、アナ姫のしぐさがとても良くてほほえましくなってしまうんですよね。声のせいか1話では∀のメシェーをどうしても思い浮かべてしまったのですが、2話でアナ姫というキャラクターが見えた気がしました。
・『借りを返したら出て行ってやる!』
「出て行ってやる!」とゲインに一度は啖呵をきっておきながら、「サラの情けない人」と言われて、であわてて言い換えるゲイナー。エクソダスもゲインも嫌いだけど、サラに嫌われるのはもっと嫌だ。そんな気分なんでしょうか(笑)
3話「炸裂!オーバースキル」
この話からキンゲ色というのが見えてきます。∀とはまた違う空気、私の心にエンジンがかかってきたのもこの話から。
オーバーマンとの戦いの見ごたえはさることながら、人間同士の肉体すべてを使ったような演出も心震わされます。ヤッサバ隊長の味も存分に出てますしね。オーバースキルの時間止めに関しては予備情報があったせいか、あまり驚きませんでしたが、その使い方がまたにくくていいんですよ。ゲインに裏切られたと感じながらも、目が離せないゲイナーの心情もチェックです。
○印象に残ったセリフ
・『僕の両親はエクソダス反対のビラをつかまされたまま殺されたんだ!!』
なぜエクソダスを嫌うのか?親がエクソダスに関わって殺されたというその胸の内を叫びでサラに返す。全体的にパワフルさの目立つ3話ですが、こういうしっとりとした展開も目が離せません。
・『ひっどーいマンモ!!』
アナ姫の大事にしているぬいぐるみの殉職シーン(汗)連れ戻すため潜入したアデットからアナ姫を守るためのしょうがない犠牲だったのですが。ナイフが眉間に突き刺さったマンモいたいたしい。ゲインの「ごめんよマンモ」もいい味だしてます。一瞬の登場でここまで心に焼き付けるのですからさすがですね。
4話「勝利の味はキスの味」
タイトルに恥じない物語でした(^^サラの言動に一喜一憂するゲイナーもいいのですが、 なんといってもヤッサバ隊長の奮闘振りが見所でしょう。隊長のふがいなさに陰口をたたく隊員、それをいさめるアデット、ヤッサバ感激して号泣^これが冒頭からくるんだからすさまじい。この話からヤッサバ隊長を好きになった人も多いみたいですね。しかしめちゃくちゃやりながらも最後はサラのご褒美のキスで閉める、この起伏の波が最高に気持ちいいんですよ。
○印象に残ったセリフ
・『それが漢の美学ってもんだろ!!』
あえてこの字にさせてもらいました(^^オーバーマンから乗り出して、剣を振りかざしつつ吐いたヤッサバ隊長の啖呵。このアニメってなんなんでしょう^。
・『サラのご褒美がもらいたかったんだー!!』
ゲインとのクランチ対決で賭けられたのはサラの唇。それはゲインの冗談だったのだが、負けてしまったゲイナーにとっては悔しい事このうえない。
このセリフのあとサラに「そんなの初めてのことじゃあない」と言われてブチきれてヤッサバにかかっていくゲイナーも見所。なんというかゲイナーには感情移入してしまうなあ。
5話「シベリアに光る目」
勢いのある前回の話と変わって、少ししんみりとした話。巷で言う所のヤッサバ編完結作です^
前回の戦いでつかまってしまったヤッサバ隊長、食事を持ってきたゲイナーに自分の父親の話をするなど、どこかこれまでの話と毛色が違います。(違うと言えばすべて違うんですが;)
逃げ出したヤッサバ隊長に対する、市民たちの執拗なまでの追跡。追うものと追われるものが逆転した時に覗く人間の本質。映画「身代金」のラストシーンに通じるような、背筋が寒くなる感覚があります。
そんな殺伐とした中で、心を暖めてくれるのが、占い師の少女との出会い。逃げる人を大勢で追いまわす人は悪い人達だと言い切る言葉は苦労したきた少女ゆえの重みがあります。
最後、ぼろぼろになりながらも、見事に逃げおおせ、ヤッサバと少女は笑顔でバイクを走らせる。 その刹那、ゴレームが現れ、銃弾が飛ぶ。しかしそれは後方に着弾し、彼らには当たってないように見える。本当はもっとあいまいにできるシーンなのですが、そうしなかったスタッフの気持ち、わかるような気がします。
○印象に残ったセリフ
・『消えてやる、こんな現実からなんて消えてやるよ!!』
姿を消すオーバースキルを使いながらも、追い詰められるヤッサバ隊長。ガウリ隊の集中砲火を浴びながら、消えることが出来なくなったオーバーマンの中で叫ぶ。ヤッサバの男泣きに胸が熱くなります。
・『システムが人を殺すんだ』
ゲインの両親もゲイナーと同じく殺されていた。誰が犯人なのかママドゥに問いただすゲイナー。その問いに「わかっているが多すぎる」と答える。文明とはシステムだ。それがくずれると崩壊する。だから人は逸脱するものを排除してきた。そうすることが自分達が生きるために仕方が無いことだと応えながら。
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